片平塁さん・麻莉子さんご夫妻/旭市神宮寺在住
介護の仕事もプライベートも
全力で楽しむ新たなロールモデルに!
千葉県出身の塁さんは海外や長野県での生活を経て2020年11月に旭市に移住。介護職のスペシャリストとして「新しい介護」の創造に取り組んでいます。趣味のサーフィン…
千葉市幕張で生まれ育った榎本さんと、四街道市で暮らしていた旦那さまの共通の趣味はサーフィン。海で出会ったお二人が新居を探すときの第一条件は、やっぱり海でした。
「毎週海に行くから、一緒に暮らすなら海の近くがいいよねと話していました。当時は一宮でサーフィンをしていたんですが、とにかく人が多くて。旭エリアの海は人がいない時間もあって結構自由に過ごせるので、このエリアに絞って、まずは匝瑳市の賃貸で新生活を始めました」
サーフィンを楽しむことを目的に、なんとオーストラリアで暮らしていたこともある榎本さん。いろいろな場所でサーフィンをしましたが、旭は「海が優しい」と話します。
「一宮の海は波質がパワフル。旭の海は長くゆったり乗るのにいい波だと思います。海が優しいんですよね。ボードの形によって相性があると思いますが、旭は年配の方や女性もサーフィンしやすいと思います」
また、週末しか行けなかった海に平日も通えるようになりスキルが向上。海の近くに住むことで、早起きや渋滞の心配もなくなり、ストレスもぐんと減ったそう。
さらに、ずっと住みたいと思っていた大きな古民家と出会うことができ、2025年5月に旭市へ移住しました。
「サーフボードもいっぱい置きたいし、やりたいこともたくさんあるので、大きな家を探していたんです。今のおうちは元農家で、7LDKプラス倉庫があり、庭いじりも楽しめます。築110年くらい経っていますが、私たちの前に住んでいた方が水回りなど何度かリフォームをしていたので、大きく手を入れないといけないところもなく、自分たちでちょっとDIYをして不自由なく住むことができました。購入の際には旭市の『旭市定住促進奨励金』もいただきました」
移住前は距離があるので疎遠になるのでは…と心配していた市外の友人も、海が近く食事も美味しい旭に、合宿気分で喜んで遊びに来てくれているそうです。
〇旭市定住促進奨励金
https://www.city.asahi.lg.jp/soshiki/4/6498.html
旭市外から旭市内へ定住する意思をもって住宅を取得し転入した方に最大150万円の奨励金を交付しています。


子どもの頃からダンスが大好きで、幕張ではダンサーとして公演に出たり、芸能系のお仕事などもしていた榎本さん。オーストラリアでもダンスを教えていました。
「ダンスは大好きだったんですが、仕事としてやっていくうちにだんだん純粋に楽しめなくなって。真面目すぎて、そういうバランスを取るのが下手なんです。それで何にも考えずに遊べる趣味が欲しくてサーフィンを始めたというところもあるんですけど」
もうダンスを仕事にはしない、と思っていたそうですが、匝瑳市に住んで1年ほどたったときに、旭に「おひさまテラス」が開設したことを知ります。
「あまりにいい施設すぎて、これは何かやらなきゃダメだと。移住者で友達もいないし、レッスンはいい機会になると思ったんです」
まずはチラシをつくって「おひさまテラス」に貼ったところ、施設を利用している方から申込が。さらにガラス張りのスタジオでレッスンをしている様子を見て生徒が増え、現在は3クラスのレッスンを行っています。
「私は子どもが今2歳なんですが、施設利用者はベビーキャンプに無料で子どもを預けられるので助かりました。それがなかったらレッスンは開始できてなかったと思います。子どもを預けてピラティスのレッスンを受けたりもできるし、大好きなダンスのレッスンをすることで地元の方とも仲良くなれたし。私、おひさまテラスをめちゃくちゃ使いこなしている自信があります!」
〇おひさまテラス
https://ohisama-terrace.jp/
2022年4月に旭市にイオンタウン旭2階にオープンした多世代交流施設です。パブリックスペース・キッチンスタジオ・ダンススタジオ・コワーキングスペース・カフェレストランなどがあり、さまざまな過ごし方ができるスペースとなっています。


旭市に移住してから、日々の暮らしだけでなく、気持ちにも大きな変化があったそう。
「行きたいと思ったときにサクッと海に行けるので、気持ちに余裕が生まれていいサーフィンができていると思います。波に乗るときも、人と接するときも、すべてにおいて優しい気持ちになれて、こんなに穏やかでHIP HOPが踊れるのかと心配になるくらい(笑)。保育園の待機もなかったし、子どもが伸び伸びと遊べる広い公園もあるし、子育て環境も断然いい。子どもも自然の中で育つことで、都会では難しい感覚的な部分が育まれる気がします」
旭の子どもたちは感受性が豊かで、素直で心が綺麗だと感じると話す榎本さん。今一番の夢は、そんな子どもたちと一緒に、大きなステージに挑戦することです。
「千葉県東総文化会館など、大きな会場を借りてダンスのイベントをやりたいです。それからダンスだけにとらわれず、他の人が何かやるときには私も参加して盛り上げていくなど、一緒にコミュニティを作っていきたいと思っています。何かをやるためにわざわざ東京まで出ていくのではなく、旭の中で、ご近所の友達と過ごすようなリラックス感を持って、イベントや集まりをガンガンやっていきたいです!」
運営するダンススクール「おひさまHIP HOP CLUB」ではアートワークなども行っており、生徒たちと描いた絵を「おひさまテラス」のクラフトルームでプリントして、Tシャツを作るなど活動の幅を広げています。今後はキッチンルームで料理を作ってパーティーを開催するなど、人が集まってお互いに元気をもらえるような機会を増やしていきたいそうです。

「ダンスに集中して、自分にはこれだけだと思うと、私のように折れてしまうタイミングが来るかもしれない。子どもたちには、いろんなことをやりながら、とにかく楽しく、自分を大事に生きてほしいですね」
ストイックになりがちな榎本さんですが、今はストレスがない分、自分のやりたいことにパワーを注げているとのこと。
「私の個人的な意見ですが、経済的な理由だけで、いろんなことを我慢して、とにかく仕事を頑張らないと…と思って毎日を過ごすのは、人生の本質からかけ離れている気がするんです。もし都心から離れて暮らすことに興味があるなら、その気持ちを大事にしてほしい。自分のやりたいこと、心が癒されることを大切にして衣食住を楽しんでいたら、自然と仕事や経済的なことはなんとかなっていくんじゃないかと思います」
自分が大切にしたいことと向き合い、新しい場所でのスタートをきった榎本さんは、今、いろいろな「大好き」に囲まれた旭での暮らしを思いきり楽しんでいます。


一番はもちろん「おひさまテラス」です!サーフィンをするので海にもしょっちゅう行きますが、実は結構好きなのが飯岡灯台。すごく見晴らしがいいし、きれいなサンセットも見られるし、家族でもよく訪れる場所です。

私は「おひさまテラス」でレッスンをすることで、地元のいろいろな方とつながることができたと思います。旦那さんはサーフィン仲間のお兄さん達と仲良くなって、うちの倉庫を改造したバーとDJブースのスペースで飲んだり遊んだりしています。彼も旭が大好きです!


Living in Asahi Time.
ダンスインストラクター:榎本 笑梨花 さん/旭市萬力在住
千葉県千葉市幕張出身。夫婦共に共通の趣味のサーフィンを楽しむために、旭エリアへの移住を決意。匝瑳市での暮らしを経て、2025年5月に念願の古民家を購入し、旭市に移住。おひさまテラスでダンスレッスン「おひさまHIP HOP CLUB」を行うほか、休日はサーフィンに古民家の庭づくりにと旭での暮らしを満喫中。今一番の夢は生徒たちと大きな会場でダンスイベントをやること。
片平塁さん・麻莉子さんご夫妻/旭市神宮寺在住
千葉県出身の塁さんは海外や長野県での生活を経て2020年11月に旭市に移住。介護職のスペシャリストとして「新しい介護」の創造に取り組んでいます。趣味のサーフィン…
長井 謙太 さん/旭市ハ在住
東京都府中市から2023年10月に旭市に移住。移住後に転職した市内の会社で新たなキャリアを築きながら、週3回は趣味のサーフィンを楽しむ充実した生活を送っています…