「以前から子どもたちにダンスを教えるためのスクールを運営したいという思いがあったので、移住の際はスタジオを建てる土地探しから始めました。生徒の皆さんの送迎のことも考え、スタジオの広さだけでなく、駐車場も広くとれる場所がよかったのですが、なかなかちょうどよい土地がなくて。いろいろ探して、最終的に今の場所は父親が見つけてくれたんです！」

スタジオ建設を依頼したハウスメーカーは、お仕事関係の知り合いの方に紹介してもらったのだとか。土地が決まってからは、周りのサポートもありトントン拍子に進んでいきました。

移住の際は、旭市の「定住促進推奨金制度」を利用されたとのこと。こちらは旭市外から旭市内へ定住する意思をもって住宅を取得し転入した方に、最大150万円の奨励金を交付する制度となっています（交付要件等あり）。

そして2016年9月に旭市に移住し、翌年2017年から新しいスタジオでチアダンススクールをスタート。オープンを待ち望んでいた生徒さんたちは、鏡のあるダンススタジオでのレッスンに大喜びだったそうです。

「ダンススクールをやっていて嬉しかったのは、発表会などで子どもたちが踊る姿を見て、保護者の皆さんが喜んでくださること。子どもたちの成長を毎回すぐそばで見ることができるのも嬉しいですね。最初に教えた子はもう高校2年生なんですよ」と嬉しそうに笑うMiho先生。スクールに通う生徒さんたちが、チアダンスやヨガを通じて「楽しい時間を過ごせる」ことを大切にしています。

「子どもたちは日々成長していくので、常に新しいテクニックや新しいダンスなどを取り入れて、刺激や変化のあるレッスンを心がけています。ヨガの生徒さんは10代から70代まで、幅広い層の方がいらっしゃるので、どなたでも無理なく、リラックスしてレッスンを受けられるよう、いろんな話をしながらコミュニケーションをとっています」

将来の夢は？と尋ねると、「私はチアダンスが大好きなので、この楽しさをもっとたくさんの人に広めていきたいと思っています。ダンススクールに来ている子どもたちがチアダンスを好きになってくれて、将来インストラクターを目指してくれるような教え方ができるようになりたいですね。」

と話してくれました。

ダンスやヨガの時間を通して、好きなことにまっすぐに打ち込むことの楽しさも教えてくれるMiho先生。「Shell Studio」の人気の秘密は、ここにあるのかもしれません。